
ワードプレスのバージョンアップデート(更新)をしよう!。バージョンアップデート(更新)は、大事な作業の一つです。今回は、ワードプレスのバージョンアップデート(更新)をしよう!について書いていきます。
ワードプレスは、新しい機能や不具合の修正など、日々更新がおこなわれています。基本的には、自動的に更新がおこなわれると同時に、更新の通知も届きます。その際は、手動で素早く更新するようにしましょう。
結論を先に話ししておきます |
ワードプレスの更新には、安全の為におこなう「セキュリティアップデート」と、不具合を修正した「メンテナンスアップデート」があります。これらのアップデートのことを「マイナーアップデート」と呼んでいます。
この「マイナーアップデート」は、自動的に更新がおこなわれます。更に言えば、新しい機能を追加した「メジャーアップデート」もありますが、こちらは自動的に更新がおこなわれず、各自の判断で更新することになります。
「メジャーアップデート」によって、見た目が変わってしまったり、テーマをカスタマイズしている場合など、表示が大きく崩れたりするかも知れません。そのような場合に備えて、事前にバックアップなどを取っておきましょう。
以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると幸いです。 |
目次はコチラ
【マイナーアップデートとメジャーアップデート】
冒頭で説明している「マイナーアップデート」と「メジャーアップデート」について、先に話しをしていきます。「マイナーアップデート」と「メジャーアップデート」は、一体どのようなアップデートなのでしょうか。
マイナーアップデートとは
「マイナーアップデート」は、ワードプレスにおける小規模な更新を意味します。主に「バグの修正」や「セキュリティの強化」です。「マイナーアップデート」は、バージョンの桁数で言うと「3桁目」の部分です。
「3桁目」とは、現在のワードプレスのバージョンが「5.9.1」となっています。つまり「5.9.1」の「3桁目」と言うことは「1」が「マイナーアップデート」されたと言うことになります。これを覚えておくと良いでしょう。
この先「5.9.2」として更新があるかも知れません。イヤあるでしょう。その場合「マイナーアップデート」がされたと言うことになります。更新頻度は不定期で「バグの修正」や「セキュリティの強化」があると通知されます。
「マイナーアップデート」は、変更箇所が少なく、不具合の発生率もそこまで高くないと言えます。 |
メジャーアップデートとは
「メジャーアップデート」は、ワードプレスにおける大規模な更新を意味します。バージョンの桁数で言うと「1,2桁目」の部分を指します。現在のワードプレスのバージョンが「5.9.1」となっています。
「1,2桁目」と言うことは「5.9.1」の「5.9」の部分が「メジャーアップデート」のバージョンと言うことになります。「マイナーアップデート」の場合「5.9.1」の「1」がバージョンと説明しました。
- 2022年2月現在、ワードプレスのバージョンは「5.9.1」となっています。ご自身で確認してみて下さい。
もしこの先「6.0」として更新があった場合「メジャーアップデート」されたと言うことになります。「メジャーアップデート」は「マイナーアップデート」と比べ、更新頻度は少なめで、半年~1年に1回くらいです。
念の為書いておきます。「メジャーアップデート」は、大幅な機能追加もおこなわれるので、変更箇所も非常に多く、不具合も発生しやすいことから、私個人的には、自動でのアップデートはおススメしていません。
ワードプレスのデフォルトでは、設定が自動になっているので、それを手動に切り替えてアップデートする方法を図解を用いて説明していきます。設定方法は至って簡単なのでやってみて下さい。
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【ワードプレスの更新】
ワードプレスを触っていると、頻繁ではないものの、更新しましたとメールが届くことがあります。ワードプレスでWebサイトやブログなどを運営されている方の中には、更新しない方もいるのではないでしょうか。
言っておきますが「更新は大事な作業」です。そこで更新しておくべき理由を知っておけば、更新も面倒に感じなくなるはずです。この章では、更新をするべき3つの理由について、具体的に書いてみましょう。
バグを改善できる(動画付き)
ワードプレスのバージョンアップデートを怠っていると、Webサイトやブログに関して、あらゆる部分に不具合が生じてしまう恐れがあります。例えばですが、現在使用しているテーマのデザインが崩れてしまったりです。
また、一部の機能や操作が反映されなくなってしまったりすることもあります。長い間、バージョンアップを一切せず、いきなり最新版にアップデートをおこなうと、トラブルのリスクが高まりますので気を付けましょう。
バグとは |
「プログラム上に於いて、誤りや欠陥」と言う意味を指します。つまり「エラー」とか「ミス」とかの意味と一緒です。一応覚えておきましょう。 |
ではここで動画を視聴してみて下さい。題して「はじめてゲームプログラミングの奇妙なバグを紹介します」です。
脆弱性を下げられる(動画付き)
古いバージョンのままワードプレスを使い続けているとどうなるか。一番の問題は、セキュリティが脆弱になり、ウイルスへの感染やハッキングによる攻撃に遭うリスクが高まります。すると恐ろしいことが起こります。
ウイルスへの感染やハッキングなどが起こると、データが全て消えてしまうこともあります。セキュリティを万全にし、自分のWebサイトやブログを守る為にも、定期的に更新しておくことを強くおススメします。
脆弱性とは |
「コンピューターのOS」や「ソフトウェア」に於いて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因で起こることを言います。また、発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを指す場合もあります。 |
ではここで動画を視聴してみて下さい。題して「脆弱性とは?初心者のためのセキュリティ」です。
新機能が利用可能になる(動画付き)
ワードプレスのバージョンアップデートでは、先程紹介した「バグ」や「脆弱性」に関わる修正だけではなく、新機能が追加されることもあります。例えばですが、ワードプレスのエディターに関する内容など。
旧エディター「クラシックエディター」から、2018年12月、新エディターとして「Gutenberg」が登場し、記事の編集方法が大きく変わりました。つまり、より感覚的に素早く記事を編集できるようになった訳です。
ワードプレスをバージョンアップデートしておくことで、便利な新機能をいち早く使えるようになります。 |
ではここで動画を視聴してみて下さい。題して「【WordPress応用講座】WordPress5.8の新機能紹介」です。現在ワードプレスのバージョンは「5.9.1」です。
ワードプレスは、自動的に更新されますが、それと同時にメールでも配信されます。手動で更新される際、そのやり方を図解を用いて説明していきます。更新方法は至って簡単です。それでは見ていきましょう。
- 下記の図解は、ワードプレスにログインしている状態です。「赤色枠」で囲まれている「更新」を押してみて下さい。
- 更新を押すと「黄色枠」で囲まれている箇所「プラグイン」「テーマ」「翻訳」それぞれに、更新一覧が表示されます。図解上では、全て「最新版」となっている為、更新するものはありません。
【プラグインの更新】
「プラグインの更新」については「メジャーアップデート」で紹介したように、サイドメニューの「ダッシュボード」→「更新」を開きます。もしくは、直接「プラグイン」の項目を開いて下さい。
- 下記の図解は、サイドメニューの「ダッシュボード」→「更新」を開いた画面です。プラグインの更新があると「桃色枠」で囲まれている中に更新可能なプラグインが表示されます。この画面では、最新版となっています。
- 下記の図解は、直接プラグインの項目を開く方法です。「紫色枠」で囲まれている「プラグイン」を開いてみましょう。
- すると、プラグイン画面が開きます。この画面では現在、更新がないので何も表示されていませんが、更新があると表示されるようになります。もし更新がある場合、更新ボタンを押すだけで更新されます。
プラグインの自動更新を設定
プラグインを個々に更新するのが面倒な方には向いていると思います。それは「プラグインの自動更新を設定」です。プラグインは、それぞれ自動的に更新されるよう設定することができます。
全てのプラグインに自動更新を設定しておくと、更新の手間が省け、常に安全な状態を維持することができます。プラグインの自動更新を設定するには、サイドメニューのプラグインを開いて下さい。
- 下記の図解は、サイドメニューにあるプラグインの項目を開いた画面です。まず初めに、自動で更新をおこないたいプラグイン「緑色枠」で囲まれているボックス内にチェックを入れて下さい。
次に「オレンジ色枠」で囲まれているプルダウンメニューから「自動更新を有効化」を選択します。最後に「水色枠」で囲まれている「適用」を押しましょう。
- 適用を押すと「桃色枠」で囲まれているように「選択されたプラグインは自動更新されるようになります。」と表示されます。
プラグインの自動更新を解除するには、自動更新として設定しているプラグインのボックス内にチェックを入れ、プルダウンメニューから「自動更新を無効化」として設定し、最後に適用をクリックすればOKです。 |
今回は以上となります。ワードプレスのバージョンアップデート(更新)をしよう!については理解して頂けたでしょうか。ワードプレスの更新やプラグインの更新など、忘れないようしっかりやっていきましょう。
以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると幸いです。