
ワードプレスの「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」とは!。永続オブジェクトキャッシュ、それは。今回は、ワードプレスの「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」とは!について書いていきます。
「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」は、ダッシュボードのサイトヘルスステータス内に表示されているものです。サイトヘルスステータスを表示していない方は、見ることができません。
結論を先に話ししておきます |
サイトヘルスステータス内に「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」と表示されるようになったのは、ワードプレスのバージョン6.1に更新されてからです。現在は、バージョン6.2.2となっています。
当記事では「永続オブジェクトキャッシュ」とは何なのかについて記載しています。サイトヘルスステータスが表示されていない方は、上部の表示オプションを開くと、サイトヘルスステータスがあるのでチェックを入れて下さい。
「永続オブジェクトキャッシュ」は、ブログの表示スピードを上げる為にレンタルサーバー側で保存するキャッシュのことを指し、対応策としては「プラグイン」もしくは「放置」もしくは「タグ入れ」するのが良いでしょう。
以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると幸いです。 |
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目次はコチラ
【サイトヘルスステータスとは(動画付き)】
サイトヘルスステータスは、ワードプレスバージョン5.1となった際、ダウンロード又はダッシュボードからの更新用として利用することができるようになりました。バージョンのフォーカスは「洗練」とのこと。
サイトヘルスステータスは、ワードプレス5.1から実装された機能であり、セキュリティリスクを始めとした注意を払うべきワードプレスにおけるブログの状態を適切にアドバイスしてくれるものになります。
サイトヘルスステータスが通知してくれる主な内容 | ||
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上記で紹介した内容以外「不備」もしくは「改善」等、サイトヘルスステータス機能が判断した項目などがあれば、ダッシュボード(管理画面)上に表示されます。 |
ではここで動画を視聴してみて下さい。題して「WordPressの健康診断!サイトヘルスでセキュリティの改善点を見つけよう!」です。
【永続オブジェクトキャッシュってなに】
冒頭でも説明してますが「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」は、ワードプレス6.1として更新後、サイトヘルスステータス内に表示されるようになった訳ですが、ちょっと心配ですよね。
永続オブジェクトキャッシュとは |
「永続オブジェクトキャッシュ」は、ブログにおけるデータベースの効率を上げます。その結果として、ブログの「コンテンツ」や「設定」など、迅速に取得できるようになる為、読み込み時間が短縮になります。
また、ホスティングサービスに問い合わせれば、ブログで「永続オブジェクトキャッシュ」を有効化できるのかが分かるようになります。「永続オブジェクトキャッシュ」の仕組みについてはコチラをご覧下さい。 |
つまり「永続オブジェクトキャッシュ」と言うのは、ブログの効率を上げる為の仕組みであり、具体的には、ブログにアクセスする度に、ブログのデータベースから必要な情報を取得するのではないと言うことです。
一度取得した情報を、一時的に保存しておくことで、読み込み速度を上げることができる訳です。ワードプレスでは、この「永続オブジェクトキャッシュ」を使い、ブログの読み込み時間を短縮することができるのです。
永続オブジェクトキャッシュを使用してくださいを消す方法(動画付き)
ワードプレスのサポートページには、キャッシュサーバーを入れた上でプラグインをインストールすることを推奨している訳ですが、実際には、プラグインをインストールし、有効化するだけで勧告表示が消えます。
この章では、図解を用いて「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」の表示を消す方法について書いていきます。そのやり方は至って簡単なので初心者の方でもできますので図解通り、真似してみて下さい。
永続オブジェクトキャッシュを使用してくださいの表示を消す方法 |
永続オブジェクトキャッシュを使用してくださいの表示を消す方法としては、現在使用しているワードプレステーマの「子テーマ」を使用し、その中の「functions.php」を使います。 |
では先に、動画を視聴してみて下さい。題して「永続オブジェクトキャッシュの表示の消し方」です。
- では進めていきましょう。下記の画面は、ダッシュボード画面であり「赤色枠」で囲まれているように「サイトヘルスステータス」が表示されています。万が一、表示されていない場合
上部の「桃色枠」で囲まれている「表示オプション」を開いてみましょう。
- 表示オプションを開くと「オレンジ色枠」で囲まれている「画面上の要素」が開き、その中の「緑色枠」で囲まれている「サイトヘルスステータス」があるはずなのでチェックを付けて下さい。
- 続いて、ページを開く為に「黄色枠」で囲まれている「サイトヘルスステータス」の中の「水色枠」で囲まれている「サイトヘルス画面上の●項目をご確認ください。」を開いてみましょう。
「サイトヘルス画面」となっている箇所はリンクになっているので、そのまま開いてみて下さい。もしくは下記の図解を参考に開くやり方もあります。
- それが、下記の開き方です。「黄色枠」で囲まれている「ツール」にマウスを移動するとプルダウンが開きます。その中の「紫色枠」で囲まれている「サイトヘルス」を開きましょう。
- 上記いずれかのやり方で開いた場合、サイトヘルス画面が開きます。次に「緑色枠」で囲まれている「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」を非表示させるやり方を解説していきます。
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ここから先は「プラグイン」は使わず「放置」もしません。唯一簡単な方法を解説していくので参考にしてみて下さい。やり方は「タグ入れ」です。 |
- では見ていきましょう。初めに「桃色枠」で囲まれている「外観」にマウスを移動するとプルダウンが開き、その中の「オレンジ色枠」で囲まれている「テーマファイルエディター」を開きましょう。
- テーマファイルエディターを開くと、テーマを編集画面が開きます。「紫色枠」で囲まれているように、編集するテーマを選択を必ず「子テーマ/child」を選択するようにして下さい。
「子テーマ/child」を選択したら「赤色枠」で囲まれている「テーマのための関数(functions.php)」を選択しましょう。
- すると「水色枠」で囲まれているように「テーマのための関数(functions.php)」となっていることを必ず確認するようにして下さい。
- では実際に入力していきましょう。当記事では、12の箇所に「オレンジ色枠」で囲まれている「タグ」を入力しました。
そのタグは「add_filter( 'site_status_should_suggest_persistent_object_cache', '__return_false' );」です。 |
- タグを入力したら「赤色枠」で囲まれている「ファイルを更新」を押しましょう。
- ファイルを更新したら、ダッシュボードに戻って「紫色枠」で囲まれている「サイトヘルスステータス」の中の「サイトヘルス画面上の●項目をご確認ください。」で、リンクになっている(サイトヘルス画面)を押しましょう。
- 暫くそのまま待っていると「オレンジ色枠」で囲まれているように「すばらしい!すべて問題なく動作中です。」と表示されます。
- もう一度、ダッシュボードに戻ってみましょう。「黄色枠」で囲まれているように「サイトヘルスステータス」は、おめでとうございます!現在、サイトはすべてのサイトヘルスチェックに合格しています。
と表示されていることが分かります。後は、入力したタグを解除しない限り「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」が表示されることはないかと思います。
「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」が表示されることはないと記載しましたが、例外もあるようなのでその際は改めて記事を書きたいと思います。 |
今回は以上となります。ワードプレスの「永続オブジェクトキャッシュを使用してください」とは!については理解できましたか。この場合、放置してても問題はないのですが、気になる方はやってみて下さい。
以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると幸いです。