
ワードプレスプラグインでカートの設置3選!。ワードプレスのプラグインを使って「ECサイト」を運営することができます。つまりカートの設置ができる訳です。今回は、ワードプレスプラグインでカートの設置3選!について書いていきます。
ワードプレスなら、コストをかけずに「ECサイト」を開設することができます。それは世界中のWebプログラマーが競って「ECサイト」用のプラグインを作っているからです。是非あなたも「ECサイト」の運営に乗り出してみてはいかがでしょうか。
結論を先に話ししておきます |
「ECサイト」とは「E-コマース」や「ネットショップ」を意味します。私は過去、ネットショップの運営をしていた経緯があります。それも随分昔の話しですが。ワードプレスでは、テーマにカート機能がある場合もあります。
ですが、この章では、誰でも簡単にカートを設置できるプラグインの話しをしていきます。「ECサイト」は、何の知識を持ってない人でも始められるところがウリの一つでもあります。では人気あるプラグインを載せておきます。それは。
「Welcart」と「easy myShop」については、日本の企業が運営してますが「WooCommerce」に関しては、海外の企業が運営しています。念の為「ECサイト」をやってみたいと思う人がいるのならプラグイン選びは慎重に。 |
目次はコチラ
【ECサイトとは】
「ECサイト」を日本語に訳すと「電子商取引」の意味を表します。つまりインターネット上に開設した商品を販売するWebサイトのことを言います。他の呼び名としては「E-コマース」や「ネットショップ」などと呼ばれています。
「ECサイト」は、パソコンだけではなく、スマートフォンでも、インターネット上で商品を販売することが可能となります。利用するユーザーは、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンで「ECサイト」にアクセスします。
欲しい商品をカートに入れ、お金を払えば購入できるシステムです。「ECサイト」には、様々ありますが「ECサイト」で商品を販売する為には「ショッピングモール型」と「自社サイト型」の2つの方法があることを覚えておきましょう。
将来あなたが「ECサイト」を運営する際、役に立つ内容を記載しておきます。まずは「ショッピングモール型」と「自社サイト型」の違いを知っておきましょう。 |
ショッピングモール型とは
「ショッピングモール」のことを別名「ECモール」とも言います。「ショッピングモール」は、インターネット上のショップを指します。1つの大きなサイト(モール)の中に、複数の企業やショップなどが出店しています。
既に完成されたECシステムを利用する為、サイト構築の必要がなく、手軽にインターネット上で商品を販売できるのが特徴と言えます。加えて、モールサイト自体の知名度が高く、マーケティングのノウハウも持っています。
「ショッピングモール」の種類については「マーケットプレイス型」と「テナント型」の2つのタイプに分けられています。それでは「マーケットプレイス型」と「テナント型」それぞれどのようなものか見ていきましょう。
「マーケットプレイス型」と言う言葉を直訳すると「市場」です。「マーケットプレイス型」は、インターネット上における大きな市場のようなものをイメージすると分かりやすいかも知れません。
各ショップは、モールに出店するのではなく、商品を出品します。その代表格は「Amazon」です。ユーザーから見て「マーケットプレイス型」では、各ショップの独自性はほとんど見えません。
「Amazon」のWebサイトをイメージしてみると良いです。ショップ側としては、商品をWebサイトに登録するだけです。その為、誰でも簡単に販売を始めることが可能となるプラットフォームと言っても良いでしょう。
「テナント型」は、大型のショッピング施設をイメージすると分かりやすいかも知れません。モールサイトは、施設そのものの建物を指します。その中に、各ショップがそれぞれ店舗を構えて運営しています。
「楽天」や「Yahoo!ショッピング」などは「テナント型」と言えます。「テナント型」は「マーケットプレイス型」と比べると「テナント型」の方が、店舗のオリジナリティを出しやすい傾向にあると言っても良いでしょう。 |
自社サイト型とは
「自社サイト」を別名「自社EC」とも言います。「自社サイト」は、独自ドメインを取得し、個人でネットショップを運営するWebサイトのことを言います。一昔前は「自社サイト」を立ち上げるのに、ゼロからシステムを作る必要がありました。
その理由は、高い技術力や資金力が必要だったからです。ですが今は、中規模や大規模の企業を対象としたカスタマイズ可能なパッケージや、月額低予算から利用可能な初心者向けのサービスが増えてきました。
「自社サイト」の構築方法には、次の4つがあります。それは「フルスクラッチ」「パッケージ」「オープンソース」「ASP」です。「ASP」については知っているかと思います。アフィリエイトサービスプロバイダーですね。
「フルスクラッチ」とは、ゼロから「ECサイト」を設計する方法です。既存のシステムやソフトウェアを使用しないので莫大な時間とコストは掛かりますが、デザインから設計まで、自社に必要な要件に合わせたシステムを構築することが可能となります。
「パッケージ」とは「ECサイト」構築のベースとなるソフトウェアをパッケージ販売会社から購入する方法です。既存のパッケージソフトを元に「ECサイト」を構築する分「フルスクラッチ」ほどのコストを掛けずに「ECサイト」の構築を委託することが可能となります。
「オープンソース」とは、インターネット上に公開されている無料のソフトウェアを利用する方法です。「ECサイト」の構築やバグへの対処、セキュリティ対策などを自社でおこなう必要はありますが、比較的安価に「ECサイト」を構築することが可能となります。
「ASP」は、最も手軽に「ECサイト」を構築できる方法です。「ECサイト」を低予算で立ち上げられるので、プロバイダー側がシステムの更新をおこなう為、自社でアップデートしなくても、常に最新の機能を利用することが可能となります。 |
【ECサイトを始めよう】
大変お待たせいたしました。この章から、ワードプレスプラグインを使って「ECサイト」を作成していく内容に移らせて頂きます。個人ブログで使われることも多いワードプレスですが、近年では、企業の「ECサイト」でも使われています。
「ECサイト」で、店舗独自の情報を発信したり、ブログでおススメ商品を紹介したり、ユーザーの為のお役立ちコンテンツを紹介し、販売するWebサイトを立ち上げたいと考えている方には、ワードプレスの活用がおススメと言えます。
ECサイトをワードプレスで作るメリット
ワードプレスによる「ECサイト」の構築や運営には、どのような利点があるのか。ワードプレスのプラグインを利用して「ECサイト」を作成した場合に得られるメリットについて説明していきます。
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「ECサイト」にワードプレスを用いる最大のメリットは、構築に掛かる費用を抑えることができると言う点ではないでしょうか。ワードプレスは、誰でも無料で利用できるオープンソースのCMSです。 |
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ワードプレスを実際に使ったことがある人は、デザイン面に於いて、その自由度の高さにメリットを感じるそうです。ワードプレスには、ダウンロードして直ぐに利用できるテーマが多数存在しています。
テーマによっては、独自のデザインセンスが光るものや、配色などを柔軟に変更できる機能を持ったものまであります。テーマは、改変して使うことも可能なので、デザインの自由度は高くなります。 |
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ワードプレスで「ECサイト」を作ると言うことは、商品販売とブログ運営を単一のシステムでおこなえるようにすると言うことでもある訳です。Webサイト内で販売している商品と、ブログ記事など、同じドメインから発信できます。
これはコンテンツマーケティングに適した形だと言えます。コンテンツマーケティングとは、独自の情報を提供することによって、集客を狙うマーケティング手法のことを言います。 |
ECサイトをワードプレスで作るデメリット
ワードプレスによる「ECサイト」の運営で失敗しない為には、デメリットも知っておきましょう。ワードプレスのプラグインで「ECサイト」を構築し、運営する際に問題になるであろう点についても書いていきます。
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ワードプレスで「ECサイト」を構築する際、無料で利用できる点に於いては、大きなメリットですが、裏を返せば、全ての作業を自力でおこなわなければならないと言うことでもある訳です。
ドメインやレンタルサーバーの準備、その他、システムのインストールや各種設定まで、初心者には難しい作業が少なくないと考えます。Webサイトのカスタマイズをしたい場合には、専門的な知識も必要となります。
「独自ドメインに関するページ」は。「独自ドメインの取得方法」をご覧下さい。 「レンタルサーバーに関するページ」は。「おススメのレンタルサーバー5選」をご覧下さい。 |
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導入可能な決済方法が限られていると言う点では、ワードプレスで「ECサイト」を運営する際のデメリットと言えます。ワードプレス上で決済が可能なのかについては、決済サービスに対応したプラグインが存在するかどうかに依存します。 |
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ワードプレスで「ECサイト」を作りたいなら、世界中の悪意あるハッカーから狙われやすいシステムであると言うことも頭に入れておいて下さい。その理由の一つに、ワードプレスは、世界で最も利用者の多いCMSだからです。
「ECサイト」には、大切な顧客の個人情報が保管されています。情報流出のような事態を避ける為には、ワードプレスのセキュリティが破られないように対策しなければなりません。 |
【おススメのプラグイン3選】
冒頭でも説明している通り、人気の「ECサイト」を運営する為のプラグインを3つほど紹介していきます。それは「Welcart」「easy myShop」「WooCommerce」です。では早速、見ていきましょう。
Welcartとは
「Welcart(ウェルカート)」とは、ワードプレスに「ECサイト」機能を実装する為のプラグインです。「Welcart」は、日本発のワードプレス専用のショッピングカートとしてリリースされました。ショップのデザインに制限がなく、自由度も非常に高いです。
また国内ECプラグインシェアNo.1の実績を持つオープンソース型のショッピングカートです。ワードプレスの公式プラグインなので「安心」「簡単」且つ「無料」で導入することができます。ですが、一部有料の拡張機能もあります。
「Welcart」の主な機能 | |||
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「ECサイト」では、不可欠な会員機能やクレジット決済サービスが「Welcart」なら、初めから標準で付いています。多数の決済代行サービスに対応しているので、使いたい決済サービス会社と契約して貰えれば可能となります。
「Welcart」が選ばれている4つの理由について |
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easy myShopとは
「easy myshop(イージーマイショップ)」は、無料でありながらフリーページ且つ独自ドメイン可能で高機能なショッピングカートだからです。その人気の理由は「easy myshop」には、魅力的な機能が沢山あると言うこと。
豊富な機能を求める方には「使いやすい」「高機能」「高いコストパフォーマンス」を誇る「easy myshop」がおススメです。「easy myshop」の特徴・メリット・デメリットを書いていきますので参考にしてみて下さい。
easy myshopの特徴 | |||
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上記を見てもお分かりのように「easy myshop」には、沢山の特徴があります。またここには、記載してませんがもう一つ「カート追加時、在庫引当」があり、近日提供予定とのことです。末長く待ちましょう。
easy myshopのメリット
- 多彩な決済方法に対応。
「easy myshop」では、クレジットカードを初め、様々な決済方法に対応しています。決済方法ごとに注文できる上限金額を設定したり、購入者へ送信されるメール内容を変更できるなど、機能も多彩に揃っています。
- 無料で独自ドメインが可能。
無料ショッピングカートの場合、独自ドメインが使えないこともありますが「easy myshop」では、独自ドメインが可能です。ネットショップは、無料で独自ドメインが設定可能なのは魅力的と言えます。
- フリーページが可能。
「easy myshop」は、無料でフリーページをページ制限なしに自由に作成できます。例えばですが「ショップの休日」「配送日数」「ショップから案内ページ」など、商品以外のお知らせページを作りたい場合は便利です。
easy myshopのデメリット
- テンプレートのバリエーションが少ない。
「easy myshop」では、デザインテンプレートのバリエーションが少ないと言うことではないでしょうか。カラーを変えてバリエーションパターンを増やしており、レイアウトや構造は同じもので展開しています。
デザイン性に関して言えば、あまり優れているとは言えません。有料テンプレートも見受けられない為、HTMLやCSSの知識がなく、テンプレートをそのまま使いたい方には、不満も出てくるのではと思っています。
WooCommerceとは
WooCommerceの拡張性について | ||
「WooCommerce」の高いカスタマイズ性によって、デザインに拘ったり、様々な機能を追加することが可能となります。これにより、コンセプトに即したWebサイトの作り込みができるようになります。 | ||
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今回はここまでとしますが、いかがでしたでしょうか?今の時代、ワードプレスを用いて「ECサイト」を運営しているユーザーは非常に多いと言えます。しかも無料で。ワードプレス以外のツールを使えば多少なりとも費用は掛かります。
また魅力なのは、個人でも、カート機能が使えるところではないでしょうか。カート機能は通常であれば、法人でなくては使えない機能です。是非この機会に「ECサイト」=ネットショップの運営にチャレンジしてみて下さい。