【ワードプレスのコピーライトを変更する】

ワードプレスのコピーライトを変更する。ワードプレステーマの「DIVER」を使って「コピーライト」の変更をおこないます。今回は、ワードプレスのコピーライトを変更するについて書いていきます。

 

ほとんどの「Webサイト」や「ブログ」のフッター部分に「コピーライト」が記載されています。デフォルトでは「Webサイト名」又は「ブログ名」の名前が記載されているのですが、この部分をカスタマイズしていきます。

 

結論を先に話ししておきます
インターネットでWebサイトやブログを見ている時、ページの1番下、つまりフッターと呼ばれる箇所に於いて、その「左側」「真ん中」「右側」のいずれかに©︎と表示されているのを見たことがありませんか?

 

この「©︎」はコピーライト(Copyright)」と呼ばるもので、著作権を表すマークのことを指しています。この「コピーライト(Copyright)」の意味や、役割など、良く分かっていない方も多いのではないでしょうか。

 

この章では「コピーライト(Copyright)」の基礎知識から変更するやり方について解説していきます。「コピーライト(Copyright)」を変更することで、あなたのWebサイトやブログが信頼されるものへと生まれ変われるはずです。

 

以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると嬉しいです。

 

【コピーライトとは(動画付き)】

コピーライトとは(動画付き)

 

「コピーライト」と言う言葉ですが、実は著作権」と同じ意味を表します。著作権の場合、知的財産権の一つであり「文芸」「学術」「音楽」など、文化的な著作物を保護する権利を言います。

 

著作権に違反すると「罰金」もしくは「懲役」の処罰を受けることもあります。また「Webサイト」や「ブログ」に於いても例外ではなく、著作権保護の対象となります。これはどう言うことかと言うと次のようなことです。

 

著作権法では、著作物は「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と定義されている関係上、Webサイトやブログも著作権保護の対象となるようです。

 

ではここで動画を視聴してみて下さい。題して「©(コピーライト)表示は法律的に意味があるの?」です。

 

コピーライトの表示は必須ではない

コピーライトの表示は必須ではない

 

Webサイトやブログの下の方に「Copyright © 2022 〇〇 Inc. All Rights Reserved.」と記載されているのを見かけることがあると思います。この「コピーライト」の表記ですが、日本に於いては、必ずしも記載する必要はありません。

 

記載の必要性には、著作権法に関する「ベルヌ条約」と「コピーライト」について規定している「万国著作権条約」が関係しているようです。「ベルヌ条約」と「万国著作権条約」の大きな違いは、次のようになっています。

 

ベルヌ条約と万国著作権条約の大きな違い
ベルヌ条約」と「万国著作権条約」の大きな違いは、著作権の効力を発生させる方法に違いがあるようです。ベルヌ条約」では、著作物を創作した時点で自動的に著作権が付与され、申請手続きをする必要がなく「無方式主義」を採用しています。

 

また「万国著作権条約」では、登録が必要で「©︎」「著作権者名」「著作物」など、発行年の表記を求める「方式主義」を採用しています。日本に於いて、1892年「ベルヌ条約」に加盟し、1956年に「万国著作権条約」に加盟しています。

 

「ベルヌ条約」「万国著作権条約」の両方に加盟している場合「ベルヌ条約」が優先し、適用されます。「ベルヌ条約」では、登録や表記は必要なく「コピーライト」の表記も必要ないとあります。

コピーライトを表示させる理由

コピーライトを表示させる理由

 

上記の「コピーライトの表示は必須ではない」にも書いたように、本来であれば「コピーライト」を表示する必要はありません。ですが、多くのWebサイトやブログに「コピーライト」の表記があるのは、以下の理由が考えられます。

 

ちなみに、当ブログ(miブログ)の右下には「Copyright ©︎ miブログ 2020 All Rights Reserved.」として表示させ「DIVER」と言うワードプレステーマを使っている為、表示方法には、テーマごとに違いがあります。

無断でコピーすることや転載することを禁止

無断でコピーすることや転載することを禁止

 

「コピーライト」を記載する理由として、このブログは、著作権に保護されていると言う印象をユーザーに与えることができます。著作権で保護されていると知っていながら無断でコピーや転載をすることはないと思います。

 

また「コピーライト」の表示がないから著作権に保護されていないだろうと勘違いし、無断でそのものを複製し、コピーや転載をしないと言う意思表示の役割が「コピーライト」にはあります。

著作権の保持者を明確にする必要性

著作権の保持者を明確にする必要性

 

冒頭で説明している通りベルヌ条約」では「無方式主義」を採用しています。「無方式主義」では、著作権として登録する必要はありません。とは言え、登録する手間は省かれますが、誰が著作権を持っているのか分かりません。

 

「コピーライト」の表記には、著作権を持っている著作者(あなた)の「個人名」や「企業名」もしくは「ブログ名」が記載され、表示されるので、誰が著作権を持っているのかが一目瞭然であり、明確と言えます。

著作物の発行年を明確にする必要性

著作物の発行年を明確にする必要性

 

著作者(あなた)の「個人名」や「企業名」もしくは「ブログ名」と並んで表記されるのが、著作物が作られたと思われる発行したその年です。一応書いておきますが、著作権が保護される期間も定められています。

 

著作権が保護される期間は、原則として著作者が著作物を発行し、著作者が亡くなられた死後50年と定められています。著作物を発行した年が明記されていれば、後どのくらい保護されるのか把握することができます。

コピーライトの正しい表示方法

コピーライトの正しい表示方法

 

「コピーライト」に記載するものは次の3つです。それは「Copyright(©︎マーク)」「著作権保持者名(企業名)&ブログ名」「著作物の発行年(西暦)」です。「コピーライト」には、次のようなものがあります。

 

例えばですが「Copyright ©︎ 2020-2022 企業名(ブログ名) Inc. All Right Reserved」です。左記で紹介した「コピーライト」にはCopyright©︎が同時に記載されてますが、特に問題はないのでしょうか?

 

  • Copyrightの表記は必須ではありませんが©︎の表記は必須となっています。
  • 2020-2022の意味は、著作物が2020年に発行され、2022年に更新されたと言う意味で、更新した「2022」の表記は必須ではありません。
  • 企業名(ブログ名)の表記は特に必須と言う訳ではありませんが、表記している企業名(ブログ名)は多いです。
  • All Right Reservedの表記については「ブエノスアイレス条約」が関係しているとのことで必須となります。

 

【Diverオプションを使ってコピーライトを変更】

Diverオプションを使ってコピーライトを変更

 

この章では、実際にワードプレステーマである「DIVER」を使って、図解を用いて解説していきます。「DIVER」以外のワードプレステーマを使われている方は、やり方が異なっている為、参考にならないと思います。

 

ワードプレステーマの「DIVER」を使っている方であれば、設定が完了するまで、数秒もあれば、アッと言う間に終わってしまいます。それほど簡単な設定となります。それでは見ていきましょう。

 

  • ワードプレスにログイン後、サイドメニューにある「桃色枠」で囲まれている「Diverオプション」上にマウスを移動すると、プルダウンメニューが表示され「黄色枠」で囲まれている「基本設定」を押しましょう。

 

  • すると基本設定画面が開きます。少し下の方へスライドさせると、フッタークレジットがあり「緑色枠」で囲まれているボックス内に「コピーライト」となる文言を入力してみましょう。

 

ここでは「緑色枠」で囲まれているように「Copyright miブログ Mikane Oishi 2020 All Rights Reserved.」としてみました。入力し終えたのであれば「水色枠」で囲まれている「変更を保存」を押しましょう。

 

  • 変更を保存した後、トップページから確認して見ましょう。当ブログ(miブログ)では「赤色枠」で囲まれているように「コピーライト」がキチンと表示されました。

 

今回は以上となります。ワードプレスのコピーライトを変更するでした。当記事内では、ワードプレステーマの「DIVER」を用いて解説してきましたが、他にいろいろなやり方がありますので、是非チャレンジしてみて下さい。

 

以前投稿した下記の記事にも目を通して貰えると嬉しいです。

 

 

トップページへ戻る

おススメの記事 - Recommended articles -