
「Webサイト」構成の考え方!。構成の考え方とは、つまり完成形をイメージすることを言います。今回は「Webサイト」構成の考え方!について書いていきます。構成とは、何なのかを一緒に学んでいきましょう。
Webサイトを他のモノで例えるなら「1冊の雑誌」「1店舗のショップ」です。入口から入ってきたユーザーは、Webサイト内の画像や記事を目にします。その後、想定した動線に従って、ユーザーを購入画面へと誘導します。
結論を先に話ししておきます |
誰に何を見せるのか、何を目的とするWebサイトを作ろうとしているのか。Webサイトを利用するユーザーのイメージはできているのでしょうか。またコンテンツは適切なのか。Webサイトを構築していく前は、重要な基本事項を再確認しておくことが大事です。
その場合、Webサイトの設計図を描いてみると良いかも知れません。Webサイトの設計図を紙に書き出してみて、何となくイメージが固まってきたのなら、ワードプレステーマの中から、それに近いものを選んでみましょう。
選び方にも、理想のWebサイトができそうなテーマを選ぶのがコツです。テーマは、世界中のWebデザイナーが腕を競い合っているテーマの中には、あなたがイメージする理想のWebサイトのデザインが必ず見つかるはずです。
以前、投稿したコチラの記事にも目を通してみて下さい。 |
目次はコチラ
【Webサイトは誰のもの?】
そもそもWebサイトと言うのは、全世界に公開される訳で、Webに載せたのに秘密にしておきたかったと言うのは「筋違い」です。Webページは、アダルトサイトなどの規制が掛けられているものもあります。
また会員制ページへのアクセスをカウントなどでチェックする場合を除いて、誰もが許可なく入ることが可能なのです。だからこそ、Webサイトの入口となる最初のページには、何があるのかを予感させるデザイン力が必要となる訳です。
Webの利用者は、どのようにしてそのページに辿り着くのでしょうか?Webによる検索は、大きな影響力を持っています。その為、SEO対策が必要な場合もあります。それらは訪れる人を思い浮かべなければ決められません。
どんなWebページデザインにするのか、それを決定するポイントとして「マキシマイザー」と「サティスファイサー」があります。あなたはどちらの言葉も聞いたことがないと思いますので、説明してみましょう。
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誰の為にWebサイトを作るのか
ではここで、あなたのWebサイトにどのような人に来て貰いたいのか、と言うことを書き出ししてみましょう。例えばですが「誰に訪れて欲しいのか」「誰に見て貰いたいのか」。つまり「誰」と言うことをはっきりさせましょう。
ある意味「誰」と言うのは「あなた自身」かも知れません。その「あなた自身」を省いて「誰」と言うのを書き出ししてみましょう。私の方でいくつか書き出ししてみます。取りあえず、参考にして頂けると幸いです。
誰の為 | ||
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上記の言葉、一語一語には、それぞれ意味があります。ただ闇雲に書いた訳ではありません。もし一語でも気になる方がいれば「お問い合わせ」より、メールして下さい。お答えさせて頂きます。
【構築する目的は?】
あなたのWebサイトを見せる相手を想定できたのなら、次に、それは何の為のものなのか、改めて考えてみましょう。仮に企業や商品の為のWebサイトの場合、お客様へのサービスと言うのが第一にあると思います。
つまり商品に関する様々な情報を提供したり、付加価値を提案したりすることが可能となります。イベントや芸能、芸術、その他の文化的活動などのWebサイトでは、ファンの為のスケジュールの告知や限定の情報を載せるところがあります。
これらの目的は、大きく分けると「広げる為のWebサイト」と「限定的なWebサイト」の2つになります。勿論ですが、両方の目的を含むものもある訳です。これまで知らなかった人にも情報を知らせたいことが伺えます。
世界中に公開されているWebサイトは、強力なメディアになる訳です。SEO対策は、検索エンジンの上位にランクインされる為におこなう訳ですが、ある意味、新人歌手におけるキャンペーン活動のようなものに似ていると言えます。 |
例えばですが、あなたのWebサイトに一度も訪れたことがないユーザーをWebサイトに呼び寄せ、知らせたいことや、ものを広く知って貰うことが目的の一つでもあります。Webサイトのもう一つの目的は、より深く関わって貰うことです。
ただその為には、頭の片隅に引っ掛かるようなコンテンツが必要となるでしょう。可能であれば、ブックマークなど登録して欲しい、それが2つ目の目的です。一つ目の目的が、より深く関わって貰うことでしたね。
ぶっちゃけた話し、会員制にするのが早いです。その場合、ログオンが必要な専用ページを充実させることが必要になります。そして次に大事なのが、SNSとの連携は欠かせないでしょう。「SNSでは、Twitterが一番良い」です。 |
【どんなコンテンツを載せるべきか】
次へ進みましょう。次は、ページの形式を考えてみよう。Webサイトではなく、ブログは、ワードプレスが得意とするところです。「投稿する」ことを「ポストする」とも言います。投稿では、いつ投稿したのかが重要な要素です。
情報を探す時、同じようなタイトルであれば、新しいものを探すよう心掛けましょう。また閲覧者の気持ちになった時、早く知りたいだろう情報は、ブログとして投稿するようにした方が良いです。その方が親切です。
ブログは、時間軸をはっきりさせたい時にも分かりやすいです。普通に投稿したブログは、時間軸に沿って表示され、蓄積されていきます。閲覧者は、過去の情報を探した時、年月日のカテゴリで探すこともできます。
例えばですが「日記形式」もしくは「随筆形式」と言ったように、分けた方が良いかも知れません。 |
日記形式の場合
「日記形式」の場合「いつ、何をしたのか」と言う非常にシンプルな形式の文章と言えます。通常であれば、全て、一人で書きます。その為、文体も書き方も自由気ままに書くことが可能となります。
このようなブログは、文章を読む側にとっても気軽に閲覧することができ、親しみやすかったり、興味を引くような内容だったりすれば、ページビューのアップが継続して期待することが可能となることでしょう。
その一方、この「日記形式」は、投稿者の個性が最も表出されることから、読者への感情を過剰に刺激し、結果として、炎上すると言ったことが起こってしまう場合もあることを忘れてはいけません。
随筆形式の場合
「随筆形式」の場合、ニュース性が二次的な事柄や考えを、個人的な視点で自由に記した「随筆形式」の投稿は、日記より堅苦しいと思われがちですが、同時にキチンとしている印象が強いと言えます。
ワードプレスでは、他のWebサイトから引用することが容易にできる為、ページに対し、他からの情報を指し込む「随筆形式」の投稿や固定ページの作成も楽にさせます。この「随筆形式」として書くのなら、思慮深くなるでしょう。
例えばですが、1週間に1つ、場合によっては、1ヶ月に1つのペースでも良いかも知れません。他のWebサイトから「ピンバック」もしくは「トラックバック」されるようなページになれば、アクセス数の増加も見込めるでしょう。
随筆形式とは |
そもそも「随筆形式」とは何か。「随筆形式」とは、エッセイやコラム小論文などを含む投稿の形を言います。良く覚えておきましょう。 |
ピンバックとは、参考にした記事のリンクをコンテンツ内に貼りつけ、リンク元のWebサイト管理者に自動通知する機能のことを言います。
トラックバックとは、他のWebサイトやブログ記事の内容を自身の記事に「参照」・「引用」した際、そのことを「参照」・「引用元」の管理者に通知する機能のことを言います。 |
【各ページをカラムごとに分けよう】
どのようなページデザインにするのかを考える時、一つの課題としては「カラム」の配置があります。カラムの配置には、いくつかのパターンがあることを知っておきましょう。ワードプレスで良く利用されているカラムの配置を参考にしてみよう。
これらのデザインは「ユニバーサルデザイン」とも呼べる安心感があると言っても良いでしょう。情報を効率良く伝えたい時には、タイトルのロゴなど、カラムを横いっぱいに表示させると良いかも知れません。
この部分は「ヘッダー」と呼ぶこともあります。仮に3カラムまでのレイアウトをサポートしているテーマの多くは、ヘッダーを横長として取り、その下に縦長のカラムを配置するパターンが多いです。
カラムって何? |
Webサイトの構成に於いて「1カラム」「2カラム」「3カラム」と言ったような表記を見たことはありませんか?この「カラム」は「段組み」と言う意味になります。Wordなどで文書を書く時、見やすいように「2段組み」「3段組み」にして、レイアウトを整えることがあります。
Webサイトの場合も同様、見やすいようにレイアウトを整えることを初期段階でおこなって、大まかな配置を決めていきます。つまりカラム作成は「基礎や骨格」を決める非常に重要な部分と言えます。 |
- 下記の図解は「カラム」を示した図です。左から「1カラム」「2カラム」「3カラム」となります。ちなみに当ブログ(miブログ)は、2カラムとして作成されており、テーマは「DIVER」を使用しています。
フッターは、ヘッダーに対して、ページの最下段に横長で表示される領域です。ウィジェットの表示場所としても使用することが可能となります。稀に「4カラム」のWebサイトを見かけることもありますが、あまりおススメはしません。
今回は、ここまでといたします。今回の「「Webサイト」構成の考え方!」については理解できましたか?それほど難しいことは書いてないので大丈夫だとは思いますが。理解できてない人は少しずつでも覚えていきましょう。