【ブログのターゲットは切り口によって変わる】

ブログのターゲットは切り口によって変わる。ブログアフィリエイトをする上で、ターゲット選びは容易ではありません。切り口を決めることも大変なはず。今回は、ブログのターゲットは切り口によって変わるについて書いていきます。

 

ターゲットを細かく設定し過ぎてしまって、商品を必要としているユーザーを遠ざけてしまうことが多々あります。商品を紹介する切り口を広げることで、いろんなタイプのユーザーを取り込むことが可能となります。

 

結論を先に話ししておきます
前回投稿した「ブログでターゲットの決め方」も見て貰えると幸いです。マーケティングに於いて「誰に」「何を」「どのように売るのか」と言う視点がとても重要です。その中でも、ターゲット選定に使えるSTP分析を後程、紹介していきます。

 

  • 「S」:セグメンテーション(Segmentation)。
  • 「T」:ターゲティング(Targeting)。
  • 「P」:ポジショニング(Positioning)。

 

STP分析と言うのは、ターゲットを絞り込む為のフレームワークです。STPについては、念の為、市場を様々な切り口で細分化し、ターゲットを絞り込んで、商品やサービスをどのような戦略でPRしたら良いのかを分析するものです。

 

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【複数のターゲットを設定】

複数のターゲットを設定

 

マーケティングの世界では、商品やサービスのユーザー像を考える際、ペルソナの設定も一緒にしましょうと良く言いますが、商品をプロモーションする時など、例えばですが、一流企業に勤めている30代の旦那様がいるとしましょう。

 

その旦那様には、可愛い1歳の娘さんと同じ30代の綺麗な奥様がいます。その奥様の趣味はと言えば、カフェ巡りです。愛読誌は・・・と言ったように、具体的なターゲット像を設定することによって、あなたが取るべき行動は。

 

それはプロモーション戦略を明確化にすることです。ですが、アフィリエイトに於いて、ペルソナ設定は不要と言えます。どうしてかと言うと、購入するはずのユーザーがペルソナ通りとは限らないからです。

 

このような場合は
あなたはどのような時にモバイルWi-Fiを使いますか?「インターネットの環境がない実家での使用」「カフェでの仕事中」「スマートフォンで動画を視聴したい時」「海外旅行」など、いろいろな使い方があると思います。

 

商品一つで多様な使い道があるように、ターゲットも様々と言うことが分かるかと思います。それでは複数のターゲット像を設定するには、どうすれば良いのでしょうか?ターゲットとペルソナで見ていきましょう。

 

  • ターゲットの場合。「30代の女性で独身」。
  • ペルソナの場合。「30代の専業主婦で1歳の娘さんがいて、趣味はカフェ巡り」。

 

こちらも参考にしてみて下さい。前回投稿した「ブログでターゲットの決め方」です。ブログでアフィリエイトしている方は、ペルソナの設定をする必要はありません。ちなみに当ブログ(miブログ)でも、ペルソナの設定はしていません。

 

ターゲットを設定しよう

ターゲットを設定しよう

 

商品の特徴として、メリット面からターゲット像を考えてみましょう。そのポイントは、同じ特徴でも違う「特長」の話しです。公式のホームページにあるような商品の「特長」は、どのような人に響くのでしょうか。

 

まずはその「特長」を徹底的に考えることが大事だと言えます。例えばですが、あるウォーターサーバーをあなたが紹介するとしましょう。そのウォーターサーバーを調べると、次のような「特長」がありました。それは。

 

ウォーターサーバーの特長
  • ウイルスやダイオキシン類などの有害物質を取り除いてくれる。
  • 濾過されたピュアウォーターに4つのミネラル成分が含まれている。
  • お湯が直ぐ出る。
  • 温度設定ができる。
  • 常温で半年は保存できる。
  • 重たい水を玄関先まで届けてくれる。

 

ウォーターサーバーは「Webフォーム」「電話」による注文や変更手続きが可能です。水の品質については、天然水とRO水どちらも塩素は入っていないとのこと。天然水」は、水本来の風味や各水源の味を楽しめ「RO水」は、安全性の高い水を飲めるのが魅力と言えます。

 

それでは、上記6項目の中の言葉から、ターゲット像を考えてみましょう。この場合、あまり難しく考える必要もなく、一つ一つの言葉をしっかり理解すればそのターゲット像が見えてきます。練習だと思ってやってみましょう。

 

練習
  • 「ウイルスやダイオキシン類などの有害物質を取り除いてくれる」。

この場合、赤ちゃんがいる家庭など、安心できる水でミルクを作ってあげたいお母さんなど。

 

  • 「濾過されたピュアウォーターに4つのミネラル成分が含まれている」。

この場合、料理が好きな人、料理の素材そのものの味を出したい人など。

 

  • 「お湯が直ぐ出る」。

この場合、時間がない人に対し、手早くスープや味噌汁を作りたい人。やかんなどでお湯を沸かす手間と時間を省きたい人。毎朝のコーヒーが欠かせない人など。

 

  • 「温度設定ができる」。

この場合、赤ちゃんに飲ませるミルクを最適の温度で手早く作ってあげたいお母さんなど。

 

  • 「常温で半年は保存できる」。

この場合、火災時の備蓄用だったり、断水時に必要な時など。

 

  • 「重たい水を玄関先まで届けてくれる」。

この場合、車がない家庭や高層マンションなどに住んでいるような人。

 

上記のように、商品一つにしても、様々なシーンが想定される訳です。言っておきますが、綺麗事だけを並べてもユーザーの心に何一つ刺さるものはありません。そのことだけは覚えておきましょう。これはあなたの「ため」です。

 

この商品を使うと、今の生活がこんなにも快適になるのかなど、ターゲットに合わせて見る人の想像を掻き立てる文章であることが最も大事だと言えます。文章を考えるのは難しいことですが、やって出来ないことはないので頑張ってみましょう。

 

【ターゲット選定に使うSTP分析】

ターゲット選定に使うSTP分析

 

お待たせいたしました。この章から、STP分析について書いていきます。STP分析については冒頭でも説明してますが、もう一度説明しておきます。STP分析とは、ターゲットを絞り込む為のフレームワークを意味します。

 

STP分析は、アメリカの経営学者でマーケティング論の権威「フィリップ・コトラー」と言う方が提唱したマーケティング戦略の基礎的フレームワークです。欧米では、ポピュラーな分析手法の一つで、日本でも多くの企業に導入されているようです。

 

それではまず初めに、STP分析についての動画を視聴してみて下さい。タイトル名は【STP分析の理解】適切なターゲット選定をしようです。

 

STP分析は重要

STP分析は重要

 

基本的に言うと、あらゆる顧客を狙った商品と言うのは、誰からも必要とされないと言うのがマーケティングを考える上で忘れてはいけない前提条件と言えます。一つの商品やサービスに於いて、顧客のニーズを満たすことはできません。

 

その前提を把握した上で、新たなビジネスやサービスを展開します。例えばですが、自社を取り巻く環境を把握してから、どの市場を狙い、どのような立ち位置でアピールしていけば良いのか、最も効果的な手段はどこにあるのか。

 

それらを決定する為に重要なプロセスが「STP分析」な訳です。「STP分析」は、環境分析と施策立案の中間当たりに位置し、企業におけるマーケティング活動の中でも、要の分析だと言えます。

STP分析の活用事例

STP分析の活用事例

 

ここでの内容は、実際の事例に基づき、そのニーズに着目した「STP分析」のポイントについて見ていきたいと思います。ここで取り上げるのは、ビジネス向けパソコンの事例となります。それでは見ていきましょう。

 

活用事例
「STP分析」を活用し、大成功を収めた事例があります。その事例が、コマーシャルにも宣伝されていたパナソニックのレッツノートです。ビジネスユースが中心であったパソコン市場に於いて、画期的だと言われてました。

 

個人ユースに移行し始めた1990年代後半には、ソニーがVAIOを発売し、シェアを大きく奪われました。その中でも、ビジネスユースに特化していたパナソニックとしては、流れに乗ることができなかった訳です。

 

パナソニックは、パソコン市場からの撤退も検討していたようですが、敢えて個人ユースではなく、ビジネスユースの中でも、外回りの営業にターゲットを絞り、商品の開発に力を注いでいったようです。

 

そこで生まれたのがレッツノートです。レッツノートは「軽さ」「長時間バッテリー」「防水性」「セキュリティ」とニーズに拘ったものでした。その頃、パナソニックは、セグメンテーションを徹底的におこなっていたとのことです。

 

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【STP分析とは】

STP分析とは

 

「STP分析」について、もう少し詳しく見ていきましょう。それは「Segmentation(セグメンテーション)」「Targeting(ターゲティング)」「Positioning(ポジショニング)」など、頭文字を取って名付けられた分析手法のことを言います。

 

  • 「セグメンテーション」のポイント。

「セグメンテーション」とは、市場に対し、バラバラに存在している顧客を、同じ性質やニーズを持つセグメントに分ける作業を言います。どのような切り口で分けるのかがポイントになり、複数の切り口を組み合わせることもできます。

 

  • 地理的変数。

地理的変数は、商品やサービスを提供する地域を特定する為に、地理に関係する切り口で市場を細分化していきます。例えばですが「国」「都道府県」「地域」などの規模や発展度、人口、気候文化などの項目で分類しています。

 

  • 人口動態変数。

人口動態変数は、人に関するセグメントです。それは「年齢」「性別」「収入」「職業」「学歴」「家族構成」などで分類されています。セグメントとは、製品に対しての認識や価値づけ、使用方法や購買に至るプロセスを言います。

 

  • 心理的変数。

心理的変数は、心理や感性に関係することで分類することが可能となるものです。例えばですが「ライフスタイル」「心理的特徴」「価値観」などです。あなたと私とでは、価値観が違うと良く言いますよね。

 

  • 行動変数。

行動変数は、消費者の行動に関係することでも分類が可能なことを言います。例えばですが「商品の購買頻度」「回数」「購買プロセス」「購買態度」「使用頻度」と言ったような点を主にチェックします。

 

  • 「ターゲティング」のポイント。

細分化した次におこなう作業が「ターゲティング」と言うものです。細分化した市場の中から、商品やサービスを提供するのに相応しいターゲットを選定する訳です。その際、市場規模がどれくらいあるのかと言う点を意識しましょう。

 

小さな市場だった場合、採算が取れません。ですが、ターゲットを広くし過ぎても消費者に刺さらない商品になってしまう可能性はあります。商品やサービスが利益を齎す為に必要な最低限の売上を意識する必要はあるかも知れません。

 

  • そこは、成長が見込める市場なのかどうか。
  • ユーザーは、実際に商品を買ってくれたり、サービスなどに申し込んでくれるのかどうか。
  • そもそもコンタクトを取ることは可能なのかどうか。
  • 広告の効果など、満足度を計ることは可能なのかどうか。
  • 競合他社は一体、どれくらいいるのか。

 

  • 「ポジショニング」のポイント。

最後は「ポジショニング」です。「ポジショニング」とは、ターゲット市場における商品やサービスの立ち位置を明確にしなくてはいけません。例えばですが、ターゲットに自社の製品のどんな点をアピールするのかと言うことが大事です。

 

そしてどうやって認識して貰うのか、どのような形で認知されたいのか、と言った点を明確にし、自社である製品の差別化を図っていく訳です。この「ポジショニング」が上手くいくかどうかで、商品やサービスの売れ行きが決まります。

 

つまり収益性が大きく変わると言うことです。「ポジショニング」が上手くいかなければ売り上げは落ちますし「ポジショニング」が上手くいけば売り上げが上がる訳です。当たり前ですが。

 

「ポジショニング」が上手くいくかいかないかで、売り上げが大きく変わると言うことを覚えておきましょう。

 

今回の内容は少し難しかったかも知れません。マーケティングに於いて、適切なターゲットを見極めることは非常に有効であり、アフィリエイトする上でも有効と言えます。これらを少しずつでも覚えていきましょう。

 

 

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